福嶋幸平 / maps 

会期:2017年7月15日(土)~7月30日(日) 
開廊時間:12:00~19:00
休廊日:月曜日
オープニングレセプション:7月14日(金)/ 18:00~

1989年東京都生まれ。横浜美術大学卒業。現代における芸術写真の在り方を模索し、様々なメディアを横断して制作に取り組んでいる。近年の主なテーマは「眼には映らないものを具現化させること」であり、自然崇拝に到る過程や死をモチーフに制作。襖や屏風、連作といった連続性と非連続性を同時に含む形式を利用することで、生や死、神や自然といった超越的なものを捉えようとしている。

近年の主な受賞に2017年「第20回 岡本太郎現代芸術賞」入選や2017年「横浜美術大学学長表彰」優秀賞、2017年「第6回 都美セレクション」入選 等

本作品のモチーフとなった地図アプリケーションはサービス開始からすでに10年以上が経ち、私たちの日常もまた地図アプリケーションによって拡張されてきたといえるだろう。単なるプランビューであったそれまでの地図概念を書換え、地図のなかを歩ける体験を提供したメディアである。確かに地図アプリケーションは現実の世界を正確に写しとり、私たちの《日常》を拡張した。しかしそれによって現実の、私たちが《歩くことのできる世界》が変わったわけではなんらない。それらのメディアは、これまで私たちに現実によく似た《なにか》を提供してきたし、これからより一層と私たちの日常に溶け混んでくるだろう。本作品は、この日常的な出来事と化しつつあるアプリケーションがPC に読み込まれる瞬間に発生するノイズを捉えることで、メディアが作り出した日常風景を超え、より現実的な世界の姿を写し出そうと試みたものである。

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